戦前の御朱印帳 ② 富士登拝.昭和4年
先々代 宮司の御朱印帳 ②
昭和4年8月
21才の祖父は富士山に登拝したようです。
まず、河口湖周辺のスタンプ
この年の6月、「富士山麓電気鉄道」大月 - 富士吉田間が開業しています。
これに乗ったのでしょうか?
順番を推測すると河口湖→西湖→精進湖→山中湖
「水口龍王」の印
富士登山者が登拝前、禊を行った
河口浅間神社の末社、母の白滝神社
「母の白滝」 でないかと推測します。
しかし、交通事情が整っていない時代に、ハードな行程。
登拝は 小山町須走口 東口本宮 冨士浅間神社 から。
(日付は祖父が記入。以下同)
縣社 と、社格が記された社印。
ここが一合目。現在は五合目まで自動車で行けますが、
当時はどうだったのでしょう。
徒歩?だとしたら、労力は現在の富士登山の比ではありませんね。
次頁は いきなり頂上
富士山本宮 浅間大社 奥宮 と思われます。
現在とは異なる御朱印。
この後、山頂のお鉢巡り
富士山頂の金明水・銀明水
その日のうちに下山し
宿泊は御殿場「松屋旅館」?
1日休んで?
8月20日 白糸の滝 観光
しかし、凄いスケジュールです。
21才の祖父… 若かった。