戦前の御朱印帳 ⑤ 東京・関東編
先々代 宮司の御朱印帳 ⑤
関東編です。 昭和8年~18年
11の神社 何れも社印のみで墨書無し。
日付など墨書は祖父の文字です。
大正9年創建の明治神宮。昭和8年は、まだ13年目。
参拝記念の丸印は、昭和18年も捺印されていました。
現在のデザインとほぼ同じですが、「治」の文字が異なります。
昭和20年の空襲で、社殿など焼失しております。御朱印も被害に遭ったのでしょうか?
こちらも現在のデザインとほぼ同じですが、「靖」の文字が異なります。
日枝神社 (千代田区)
平成初期まで「日枝大社」の社印だったと思います。
現在は「日枝神社」ですね。
令和元年に、復刻版としてこのデザインと大正バージョンの授与もあったようです。
大國魂神社 (府中市)
現在と同じデザインです。
乃木神社 (港区)
現在は「東京乃木神社」の社印となっています。
氷川神社 (さいたま市大宮)
現在と同じデザインですが、線が少し細いでしょうか。
香取神宮 (香取市)
現在のデザインとは異なります。
鹿島神宮 (鹿嶋市)
現在の社印と同じでしょうか? 昭和17年には「参拝済」の印
鶴岡八幡宮 (鎌倉市)
デザインは現在と同じです。
祖父の朱印帳で 社印が菱形のなのはここだけです。
鎌倉宮 (鎌倉市)
平成の半ば位までは角印だったかと思います。
最近は丸印に変更されたようですが、戦前の文字とは少し異なります。
江島神社 (藤沢市)
迫力あるデザインは現在も同じ
「辺津宮参拝記念」は当時ならではでしょうか?